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全員攻撃全員守備「トータル・フットボール」

104 オランダ 1974 (4-3-3)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
スピード 6
テクニック 10
パワー 3
攻撃力 10
守備力 3
中盤構成力 6
総合力 9
難易度 7
スタミナ 5

相性の良い監督

10 ケルクホフ 超攻撃型

1 1
1期 2期 3期 3期 4期 5期
76 82 86 90 84 78

6 ブリッジス バランス型

4 4
1期 2期 3期 3期 4期 5期
97 98 100 105 100 97

27 フルニエ 守備型

6 6
1期 2期 3期 3期 4期 5期
99 102 105 103 80 97
8 8
1期 2期 3期 3期 4期 5期
99 99 99 98 97 96

10 ホッベル 攻撃型

9 9
1期 2期 3期 3期 4期 5期
85 95 95 75 90 85

18 ガウルテリオ 攻撃型

13 13
1期 2期 3期 3期 4期 5期
81 81 81 81 81 81

26 アルメイダ 攻撃型

14 14
1期 2期 3期 3期 4期 5期
89 75 88 88 74 87

28 シモンズ 守備型

24 24
1期 2期 3期 3期 4期 5期
109 110 111 101 107 108

31 ベルナール 攻撃型

25 25
1期 2期 3期 3期 4期 5期
85 79 79 86 88 78

51 ダビーサス 攻撃型

29 29
1期 2期 3期 3期 4期 5期
91 76 83 81 79 78

6 チャールズ 攻撃型

30 30
1期 2期 3期 3期 4期 5期
80 84 88 92 96 100

26 ルビーニョ バランス型

35 35
1期 2期 3期 3期 4期 5期
83 84 85 87 88 89

キーポジション

司令塔

10
センターフォワードの位置でありながらゲームを組み立てる。トップからトップ下へと流動的にポジションを変える。攻撃を組み立てる高度な攻撃センスとポジション適応能力が要求される。

パサー

8
センターフォワードのポジションと入れ代わったりと流動的に動く。頻繁にポジションチェンジを繰り返せる豊富な運度量が必要。アタッカーとしての得点能力にゲームメイカーの戦術眼も求められる。

超攻撃的サイドバック

5
守備では当たりの激しいディフェンスで攻撃の芽を摘み、攻撃では積極的に攻め上がり得点に絡むプレーをする。強靭な運動量と冷静な判断力が求められる。

全員攻撃全員守備「トータル・フットボール」

基本的には4-3-3をベースに前線からのプレッシングと素早い攻守の切り替え、ポジションにこだわらない流動的なローテーションアタックで当時のサッカー界にはなかった新しいサッカーを示した。その完成された組織的なスタイルから「オレンジ・マシン」「時計仕掛けのオレンジ」などと呼ばれた。トータルフットボールの戦術では選手は機械的に決まった場所へ動くのではなく、各選手がそれぞれの判断で流動的にポジションチェンジを繰り返す。またオランダの伝統であるサイド攻撃が基本となり、両ウイングと両サイドバックの積極的な攻撃参加から得点チャンスを演出する。中盤では常にボールをキープすることでボールポゼッションを高くし、素早いボール回しと頻繁に繰り返されるポジションチェンジから様々な攻撃が展開されることになる。守備時には高い位置から激しいプレッシングを行い、相手陣内でボールを奪取。ディフェンダーは高い位置にラインを引いて頻繁にオフサイドトラップを仕掛け、GKは高く上げたディフェンスラインをカバーするスイーパー的役割を果たした。西ドイツ大会では準決勝までで14得点1失点。オランダ代表の繰り出す攻撃的でスペクタクルなサッカーは、相手チームから観客まで、見るものすべてを圧倒し魅了した。惜しくも決勝では地元西ドイツに敗れるが、この新しいサッカーはその後のサッカーに大きな影響を与えることとなる。