神の子再び
アルゼンチン 2022 (4-3-3)
スピード
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7
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テクニック
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7
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パワー
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3
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攻撃力
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7
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守備力
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5
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中盤構成力
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5
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総合力
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7
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難易度
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5
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スタミナ
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5
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
76
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82
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86
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90
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84
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78
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
85
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95
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95
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75
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90
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85
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
81
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81
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81
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81
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81
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81
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
89
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75
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88
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88
|
74
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87
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
92
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93
|
94
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91
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90
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89
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
86
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90
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78
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88
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86
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84
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
90
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80
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90
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80
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90
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80
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1期 |
2期 |
3期 |
3期 |
4期 |
5期 |
90
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87
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84
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90
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92
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91
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圧倒的なスピードとテクニックで得点を量産するだけでなく、ゲームメイクもできる攻撃の要。
左サイドの攻撃の起点としてスピードとテクニックが要求されるだろう。
攻撃の起点となるテクニックだけでなく、チームのための守備も厭わない選手が活躍するだろう。
世界大会の決勝戦、アルゼンチン対フランスは長らくサッカー界を牽引していたスーパースターとこれからのサッカー界を牽引していくであろうスーパースターの対決でもあった。今大会を最後の参加と公言しアルゼンチンのスターにとって唯一欠けていたタイトルを目指す。86年の優勝時に神の子と呼ばれたミレダーニャからまさに、神の子再びと呼ばれるために。決勝で相対するチームはある意味似ているチームだった。1人の守備をしない王様を10人でどうカバーし最大限に力を発揮させるかを念頭にチームが設計されている。前半はまさに守備をしない左サイドのフランスの王様であるモダッパの弱点である裏のスペースをうまく突いて、そのサイドにフランスの守備ブロックを寄せさせてから逆サイドへ展開し押し込む形が多く見られ、2-0とアルゼンチンのリードで前半を終える。前半終了間際にフランスも選手交代をし守備の安定を図り、そして後半はアルゼンチンの攻撃を封じ込め中盤を経由しない肉弾戦に持ち込み同点に追いつき、延長戦にもつれ込む。延長前半はアルゼンチン監督が相手の中盤が薄いと見るやフォーメーションを3-4-2-1に変更し中盤中央から展開、いい形で何度も持っていくが得点を決められず延長前半が終了。フランスの監督は延長前半の展開を見て守備に修正を入れる。高い位置からのプレスで中盤の制圧を阻止にかかる、延長前半でいい形で中央へ持っていかれた為、その修正の為の守備意識の変更だったがそれが裏目に、高い位置のプレスの結果裏へのスペースができた為、アルゼンチンはすぐさま裏へのフィードに攻撃を切り替える。この切り替えの速さ、クレバーさがアルゼンチンが強豪国と呼ばれている所以なのかもしれない。この切り替えが功を奏し再びファンジオが得点を決め3-2に、趨勢は決まったかに思えたが、そこは次世代を担う王様が黙ってはおらず再び試合を振り出しに戻すPKを決め遂にはPK戦に突入。ただ最後に神様が微笑んだのはアルゼンチンだった。こうしてファンジオが念願のタイトルを獲得しまさに神の子再びとなる日が来たのだった。今大会の決勝は史上最高と名高い選手同士の対決、そして両監督の戦術や交代の妙、アルゼンチンのチーム全体の切り替えの速さや頭の良さ、それを吹き飛ばし大会得点王となったフランスの怪物である個の力と、非常に見どころのある試合で世界大会の決勝に相応しい内容となったのではないだろうか。