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オリンポスの奇跡

25 ギリシャ 2004 (1-3-3-3)

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
スピード 4
テクニック 2
パワー 8
攻撃力 1
守備力 9
中盤構成力 3
総合力 4
難易度 3
スタミナ 5

相性の良い監督

2 タウンゼント バランス型

3 3
1期 2期 3期 3期 4期 5期
90 82 91 79 89 78

6 ブリッジス バランス型

4 4
1期 2期 3期 3期 4期 5期
97 98 100 105 100 97

27 フルニエ 守備型

6 6
1期 2期 3期 3期 4期 5期
99 102 105 103 80 97

32 ドラゴビッチ バランス型

10 10
1期 2期 3期 3期 4期 5期
92 92 90 91 91 90
11 11
1期 2期 3期 3期 4期 5期
88 96 102 85 94 100

24 フィヨルトフト 超守備型

12 12
1期 2期 3期 3期 4期 5期
110 109 108 105 104 103

34 ラクテオノフ 守備型

21 21
1期 2期 3期 3期 4期 5期
106 104 102 100 98 96

36 アクエル バランス型

23 23
1期 2期 3期 3期 4期 5期
98 77 99 97 98 96

31 ベルナール 攻撃型

25 25
1期 2期 3期 3期 4期 5期
85 79 79 86 88 78

1 ドイル 守備型

27 27
1期 2期 3期 3期 4期 5期
95 96 94 93 92 90

20 リッター 超守備型

28 28
1期 2期 3期 3期 4期 5期
112 110 108 106 104 102

51 ダビーサス 攻撃型

29 29
1期 2期 3期 3期 4期 5期
91 76 83 81 79 78

29 ジョルジュ バランス型

31 31
1期 2期 3期 3期 4期 5期
90 87 84 90 92 91
32 32
1期 2期 3期 3期 4期 5期
100 103 106 90 93 96

キーポジション

スイーパー

2
守備陣の核となるポジション。マンマークディフェンスで一人余る役割を担う。ハードマークで相手のボールを奪い、空中戦ではクロスボールを徹底的に跳ね返す。とくにかく強さが必要。守勢一方の展開が多いギリシャにとって戦術の根幹とも言える重要なポジション。

中盤の汗かき役

7
中盤の汗かき役としてボールホルダーを追い回し、ボールを奪って攻撃に繋げる。身体を張って長い時間を守り切るための豊富な運動量が必要となる。

ポストプレイヤー

9
数少ない攻撃チャンスを確実にシュートまで繋げる必要がある。カウンターによる速攻が無理な場合はしっかりとボールをキープしなければならない。またポジション的にはウイングだがクロッサーではなく、ポストプレーヤー的役割が強い。

オリンポスの奇跡

ギリシャ代表が2004欧州大会で奇跡の優勝を飾った超守備的なフォーメーション。
基本システムは4-3-3なのだが、中身的には1-3-3-3、1-3-5-1とでも言うべき形を取り、引いて守ってのカウンター、堅守速攻の戦術を大会を通して繰り返した。
チーム内に傑出したタレントがおらず、「見ていて詰まらないサッカー」と言われてしまえばそれまでだが、強豪国を相手にどうすれば勝てるかを突き詰めた結果でき上がったある意味究極のシステムと言って良いだろう。ポルトガル、フランス、チェコ、欧州の強豪国を次々と破っていったのは「運が良かった」の一言で片付けられるものではない。事実強かったのである。
この戦術において特徴的なのはディフェンスラインで、“3バック+1”という最近ではあまり見られない形を取る。3バックがマンツーマンで相手に付き、残った1人がスイーパーとしての役割を果たす。そしてオフサイドを狙わず最終ラインを下げて守り、さらに両サイドのFWと中盤のサイドが下がって守備を行うことで自陣に強固な城壁を築いた。
あまりにも守備的なサッカーだったため、優勝したにも関わらず評価は得られなかったが、試合中に1-3-3-3、1-3-5-1とシステムを変化させる柔軟性、90分間休まずに動き続けた選手達、そして一瞬の隙をも逃がさなかった集中力、ギリシャ代表がチーム一丸となって得た栄冠は決して貶められるものではない。