アーセナル 2003 (4-4-2)
スピード | 6 |
---|---|
テクニック | 7 |
パワー | 2 |
攻撃力 | 8 |
守備力 | 2 |
中盤構成力 | 8 |
総合力 | 8 |
難易度 | 8 |
スタミナ | 5 |
相性の良い監督
キーポジション
超スピード型ストライカー
驚異的なスピードと柔軟なテクニックを屈指して得点を挙げる。またゴールを奪うだけでなくサイドへ流れてスペースを作り出し、チャンスメーカーとしての役割も持つ。
サイドのクリエイター
ゴールに直結するパスを前線に供給する。また自ら中にカットインして攻撃を組み立てるなど、攻撃のバリエーションを増やす役割が求められる。
セントラルMF
中盤でパスを出したり、ときには前線の選手を追い越してゴールも決める。もちろん守備の負担も大きく、攻撃と守備、どちらかだけに偏ることなく両方をバランス良く行わなければならない。
シャドーストライカー
高いテクニックとイマジネーションを活かし周りの選手の得点能力を最大限引き出す。最前線のゲームメーカーとして高い技能が求められる。
華麗なショートパスサッカー
攻撃的なサッカーを展開するチームが多いイングランドの中でも、ショートパスを主体として流動的に選手が動き回るサッカーは珍しい。中盤ではダイレクトのショートパスで相手守備陣を切り崩し、ゴール前では複数の選手が飛び込んでいく。2人のFWの個人技、両SHの選手とのコンビネーションなど攻撃のバリエーションも多彩だ。
ディフェンスラインはフラットな4バックで、オフサイドトラップやプレッシングを多用せず、ゾーンで選手それぞれがディフェンスを行い、2トップと3トップどちらにも対応できる穴のないディフェンスを形成していた。
ポゼッションを高め、選手個々の技術の高さとコンビネーションで相手を切り崩す自由度の高いサッカーを展開し、システムの完成度は成熟の極みにあったと言える。だが完璧な強さを見せることができたのはイングランドリーグのみの話である。欧州カップ戦においては国内リーグ戦ほどの圧倒的な強さを発揮できたわけではない。攻撃のほとんどがダイレクトで展開されるため攻撃が単調になってしまうこと、守備を固められスローペースのサッカーになると得意とする速いサッカーができずに手詰まりになってしまうこと、これらが原因として挙げられる。今後どう克服していくかが課題になってくるだろう。