N-BOX (3-5-2)
スピード | 2 |
---|---|
テクニック | 5 |
パワー | 3 |
攻撃力 | 5 |
守備力 | 3 |
中盤構成力 | 7 |
総合力 | 6 |
難易度 | 6 |
スタミナ | 5 |
相性の良い監督
キーポジション
司令塔
N-BOXにおいて絶対に欠かせない最重要ポジション。中盤の中央にポジションを取り、攻撃においても守備においても重要な役割を担う。高い個人技と戦術眼、豊富な運動量に的確なポジショニングとセントラルMFとしての資質が問われる。
左オフェンシブハーフ
ただ左サイドに張るだけではなく、ときには中央にポジションを取ったりと頻繁にポジションチェンジを繰り返す。プレーではパス出しにドリブル突破、前線まで飛び出してのシュートなど、マルチな才能を見せる。
ストライカー
前線でポストプレーを行い、2列目の攻撃参加を促す。そしてDFを反転してかわし、ゴールを挙げる。また積極的にプレスを仕掛け、サイドのカバーも行う。
世界を目指したN-BOX
しかしN-BOXにも弱点がないわけではない。サイドのポジションがなく、守備的MFがサイドのカバーを行い、そして残りの4人のMFが連動して中央をカバーするため、どうしても逆サイドにスペースが生まれてしまうのだ。相手にタイミング良く逆サイドへ大きく展開されると決定的なピンチになってしまうため、守備時には2トップの片方がサイドのカバーを行わなければならなかった。
N-BOXは完成された完全なシステムとは言えないかもしれない。だが当時の代表チームをもしのぐ高度な戦術で、システムの斬新さ、サッカーの戦術の新しい可能性という意味においても大きく評価すべき戦術であった。最終的に第2回世界クラブ選手権が中止になったため、世界に対して実際どこまで通用したかはわからないが、ひょっとすると今後のサッカー史にさえ影響を与えたかもしれないだけに、世界基準での評価を受けれなかったのは非常に残念でならない。